今年も夏の砂丘ボランティア除草に鳥取JCメンバーと共に参加してまいりました。
午前6時前、日の出前の砂丘に集合です。
そして朝の爽やかな空気の中、開会式が始まります。
担当除草ポイントの長者ヶ浜まで15分程歩いて移動し、今回抜く草の説明を受けた後、実際に草取り開始です。
基本は手で抜きますが、ビロードテンツキなど根の深い草もありスコップも使いながら地道に抜いていきます。
約1時間程の作業でしたが用意したゴミ袋は雑草でいっぱいになり、確実に砂丘の草は減りました。
1回1回の除草は砂丘全体から見ればわずかな面積ですが、この地道な活動を継続することで砂丘の景観が守られていきます!
現在の鳥取砂丘は海からの砂の供給が減少するなど様々な条件が重なる事で、砂の動きが緩慢になり、人の手を加えないと草原化の一途を辿ってしまいます。
毎年行われる市民ボランティアの地道な除草活動により鳥取砂丘はかつての輝きを取り戻してきました。
これからも訪れる県内外の皆様に感動して頂ける風景となるようこの地道な活動はとても大切な意味を持っています。
来年の夏も多くのメンバーに声を掛けて参加したいと思います。
田中